いじめに関する出題は頻出

”文科省のH26年度データ発表”

「いじめの認知件数」
小学校151,190 件(前年度122,734 件)
中学校59,422 件(前年度52,971件)
高等学校12,654 件(前年度11,404 件)
特別支援学校1,274 件(前年度963 件)

全体で、224,540 件(前年度188,072 件)※認知件数は記憶しておいて下さい。

「いじめを認知した学校数」
23,528 校(前年度21,643 校)
全学校数のうち半数を大幅に超える62.0%(前年度56.5%)

共に前年度より大幅増過去最大数になっております。

なお、
小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数は214人です。
その中で児童生徒が置かれていた状況として「いじめの問題」で自殺した児童生徒は9人(前年度5人)という実態があります。

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いじめ防止対策推進法第28条に掲げられる
重大ないじめの認知件数は
449件(前年度450件)

いじめの認知件数を学年で見ると、
中学1年生が一番多いことが分かります。
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なお、全校種を通じて男子の認知件数の割合の方が高くなっています。

いじめの態様はすべての校種において
「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」が最も多く、
2番目に「叩かれたり、蹴られたり」となります。

補足

出席停止(学校教育法第35条)
・市町村教育委員会が
・児童生徒の保護者に対して
・児童生徒の出席停止を命ずることができる