平成17年中央教育審議会の「我が国の高等教育の将来像」にて
21世紀が
「新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として
飛躍的に重要性を増す、いわゆる『知識基盤社会(Knowledge-based-society)の時代』である」
と示されました。

知識基盤社会の特質は4点です。

1.知識に国境がなく、グローバル化が一層進む

2.知識は日進月歩であり、競争と技術革新が絶え間なく生まれる

3.知識の進展は旧来のパラダイムの転換を伴うことが多く、
幅広い知識と柔軟な思考力に基づく判断が一層重要になる

4.性別や年齢を問わず参画することが促進される

などをあげています。
こうした知識基盤社会においては
知識や人材をめぐって競争が加速され、
一方で異なる文化・文明との「共存」や国際的な「協力」が求められるようになります。