教育観の言語化
志望動機や自己PRでは
自らの教育観（＝育てたい児童生徒像）をしっかりと入れます。
参考とするのは受験地の教育方針（＝教育プラン）です。
以下は東京都の提言です。
「子供たちが、知性、感性、道徳心や体力を育み、
人間性豊かに成長することを願い、次のような人間の育成に向けた教育を重視します。」
その中で
1_互いの人格を尊重し、思いやりと規範意識のある人間
2_社会の一員として、社会に貢献しようとする人間
3_自ら学び考え行動する、個性と創造力豊かな人間
また
秋田県では
「豊かな人間性を育む学校教育」
「ふるさとを愛し，社会を支える自覚と高い志にあふれる人づくり」
Ⅰ ＿思いやりの心を育てる
１ 人間愛の大切さの体得
２ 開かれた心の育成
Ⅱ＿心と体を鍛える
１ 生き抜くたくましさの育成
２ 働くことの喜びの体得と意義の理解
Ⅲ ＿基礎学力の向上を図る
１ 自ら学ぶ意欲と態度の育成
２ 児童生徒の個性と能力の伸長
このように受験地ごとに教育方針が違うことから
目指す教育も違ってきます。
教育方針によって教育をする側にも
どんな資質能力を求められるか書かれていますので、しっかりとおさえて下さい。
例えば秋田県では方針の中に「ふるさと（＝郷土）」「個性と能力の慎重」があります。
それによって地域が抱える課題を解決し貢献する力が求められます。
そのため、
秋田県では「問いを発する」をテーマに各学年各授業で「問題探求型の授業実践」が行われています。
開かれた教育課程の元で
より一層、受験地ごとの教育方針は特色が出ます。
この受験地ごとの「教育方針・プラン」はしっかり読み込んで下さい。
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