大阪市教育委員会は今夏に実施する市立学校の教員採用試験について、
筆記を重視する方式に切り替える方針を固めました。

この意図には名簿搭載予定者が最低限の基礎学力を備えた人材獲得を狙う意図があります。

教員採用試験は全国66受験地にて「人物重視の面接や模擬授業」を重視する傾向です。
しかし、大阪市教委の異例の方針転換になります。

大阪市は採用試験は筆記・面接による1次選考と、
受験教科により実技を加えた2次選考で合格者を決定する予定になっています。

いままでは面接試験と筆記試験の総合得点になっていたために、
筆記で低い得点だった受験生も合格者している実態があります。
そうすると現場から
「教科の中身に習熟していない新任が目につくようになった」
「教員には熱意や使命感のほか、最低限の知識と教養が必要
「知徳のバランスのとれた人材を採用するための方針転換が必要だ」
という意見が高まったのが背景にあります。

大阪市では今夏実施の試験では、
1次選考の筆記試験で基準点以上の受験者のみが面接に進め、
2次選考は筆記・教科により実技・面接のいずれかが基準点に満たなければ不合格とします。
合格者は筆記・教科により実技の得点の高い順から選ぶことになります。
特例として小学校教諭は、児童とのコミュニケーション能力が求められるので、
合格者の2割程度を面接の評価が高い順から選ぶ余地を残すということです。

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