日本では高校1年生を対象としてOECD(経済協力開発機構)が行う調査です。
主要3分野の調査内容は
(1)読解力
(2)数学的リテラシー
(3)科学的リテラシー
目的としては義務教育修了段階の15歳児が持っている知識や技能を、
実生活の様々な場面でどれだけ活用できるかをみるものです。
国際比較により、教育方法を改善して標準化する観点から生徒の成績を研究することが目的です。
3年毎に調査が行われており、最新は2015年に調査が実施されています。(結果好評未だ)

前回2012年の調査結果では、
OECD加盟国の中で日本は
読解力と科学的リテラシーは1位
数学的リテラシーは2位
という成績です。
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ただし非加盟国も入れると
3分野とも
・上海
・香港
・シンガポール
が日本より上位になっています。
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日本の3分野とも前回の調査よりも平均点が上昇しているのことと、
生徒への質問紙による調査では、
「数学における興味・関心や楽しみ」
「数学における道具的動機付け」
「数学における自己効力感」
の3つの指標において肯定的な回答が有意に増加しています。