昨年度末12月21日に中教審が開かれ答申が発表されました。
この答申は今後、教員採用試験で問われるだろう内容が沢山盛り込まれています。
「教採スクールNEWS」でも
度々この平成27年12月21日の答申を取り上げましたが、
今回は「チーム学校」という用語について触れます。

「チーム学校」という考え

今回の中教審答申では
「これからの時代に求められる(教員の)資質能力」にて
『「チーム学校」の考えの下、多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担し、
組織的・協働的に諸課題の解決に取り組む力の醸成が必要である。』
と中教審答申にて掲げられました。

具体的には
『教員は、校内研修、校外研修など様々な研修の機会を活用したり、
自主的な学習を積み重ねたりしながら、
学校づくりのチームの一員として組織的・協働的に
諸課題の課題の解決のために取り組む
専門的な力についても醸成していくことが求められる。』
と述べられています。

今後はより一層、
『幅広い教養と専門的な知識・技能を備えた教師』(*)
『組織人としての責任感、協調性を有し、互いに高めあう教師』(★)
が求められます。

この「チーム学校」という考えを踏まえ、
組織的な対応を必要とする”いじめ”について
明日から4日間「教採スクールNEWS」にて発信致します。

(*)埼玉県の”求める教師像”の3つ目に出てくる文章です。
(★)東京都の”求める教師像”の4つ目に出てくる文章です。