[面接質問]
体罰はなぜいけないのですか。

学習コーチより

体罰は学校教育法第11条によって禁止されています。
児童生徒の身体を侵害し、肉体的苦痛を与えることは、
いかなる場合も許されません。
例えば給食時間を過ぎても罰として給食を与えないという行為は
児童生徒に肉体的苦痛を与えるものとして
「体罰」に該当すると判断されます。

なお以下を参照して面接対応に備えて下さい。

体罰は、学校教育法第11条において禁止されており、校長及び教員(以下「教員等」という。)は、児童生徒への指導に当たり、いかなる場合も体罰を行ってはならない。体罰は、違法行為であるのみならず、児童生徒の心身に深刻な悪影響を与え、教員等及び学校への信頼を失墜させる行為である。
体罰により正常な倫理観を養うことはできず、むしろ児童生徒に力による解決への志向を助長させ、いじめや暴力行為などの連鎖を生む恐れがある。もとより教員等は 指導に当たり、児童生徒一人一人をよく理解し、適切な信頼関係を築くことが重要であり、このために日頃から自らの指導の在り方を見直し、指導力の向上に取り組むことが必要である。懲戒が必要と認める状況においても、決して体罰によることなく、児童生徒の規範意識や社会性の育成を図るよう、適切に懲戒を行い、粘り強く指導することが必要である。

(文科省:平成25年「体罰の禁止及び児童生徒理解に基づく指導の徹底について」)