学級崩壊とは

「児童生徒が教室内で勝手な行動をして、
教師の指示に従わず、
授業が成立しないなど、
集団行動という学校の機能が成立しない学級の状況が、
一定期間継続し、
学級担任による通常の手法では
問題解決ができない状況に立ち入った場合。」

学習コーチより

学級は児童生徒にとって学校における生活の場であり、
学習する場であるとともに、
学校教育を担う教師にとっては、
教育の原点の場です。

学級がうまく機能しない状況になる要因として、

1.児童の自己を律する力の未熟さや基本的生活習慣の不足が見られること。

2.教科等の授業の指導法に改善を要する部分があること。

3.担任の児童生徒への接し方に改善を要する部分があること。

4.保護者と連携する体制が十分に取れないこと。

以上が考えられます。

そのことから、

対策としては

1.児童生徒一人ひとりが主人公となる場を設定したり、
児童生徒との話し合いをとおしてルールを定め、
行為の善悪を指導したりすること。

2.全教員が一丸となって対応するために、
ティーム・ティーチングを取り入れるなど、
多くの教員が一つの学級に関わること。

3.保護者懇談会や地域連携授業など、
学校外の方の知恵や技能を活用することも考えられます。

学級崩壊に関しては、
全教職員が共通理解のもと、
解決に向けて、学校全体が組織的に取り組んでいかなければなりません。